お盆も過ぎた8月24日(土)、今季2回目のウミホタル観察会を開催しました。
天気予報では午後から回復となっていたのに、午後5時過ぎから洲本の街中では雨が降り始め気を揉まされました。
といってもこの時刻から中止の連絡をするわけにもいかず、とにかく現地へ!
到着すると雨こそ降っていないものの、風力発電の風車がビュンビュン回る強い風。しかも海から陸に向けて吹いている。
波も結構高く、『大丈夫かなぁ…?』
そうこうしているうちに、事前に子どもさんの体調不良で不参加の連絡を頂いた方以外、全員が集合。
3組が島外からのご参加、4組は島内、でも皆さん移住者さんばかり! 計20名でスタートしました。
まず、ウミホタルについて解説。ウミホタルの生態、食性、発光物質ルシフェリンはノーベル化学賞を受賞された下村脩先生が世界で初めて単離・結晶化に成功されたこと、夜光虫との違いなどなど。
そして捕獲容器の扱いについて注意を促し、暗くなるのを待ちました。
すっかり暗くなったのを機に、捕獲容器を海に投入。
約15分後、不安な気持ちを持ちながら引き上げてみると、たくさんウミホタルが入ってくれていました。
残念ながら空は一面雲に覆われ、星空観察は不可能な状態。そこで、捕獲したウミホタルをUSB顕微鏡で見ていただきました。
*ウミホタルは相当なスピードで泳ぐので、海水を少なくして動きを遅くして撮影しています。