活動報告

自然

ツルギキョウを確認してきました

NPO法人あわじFANクラブの螻蛄です。
2019年11月に、淡路島・洲本市の先山(せんざん)山系で、ツルギキョウの生育を確認しました。
 当時の記事は こちら
翌2020年、2021年にも確認・撮影しましたが、兵庫県内で本当に確認されていないのかどうかについては専門家の判断が必要で、おりしも新型コロナ感染症が蔓延しており、知り合いの研究家に問い合わせるのもままならない状況でした。
2022年はコロナ禍と多忙のため確認に行けず。
2023年6月、ようやく兵庫県植物誌研究会会員でもあられる洲本市在住のⅠさんとお会いし、開花時期に同行していただき確認してもらうことに。
そして昨年(2023年)9月末に2か所の株がツルギキョウに間違いないと確認いただきました。その約1週間後には植物誌研究会会長さんも現地確認・資料採取されました。
本年10月上旬、改めて1か所の生育地を訪ね、開花と実を確認してきました。


実は未熟なものはスズメウリと見紛う姿で、最初に見たときに紫色に熟していなければ見逃していたでしょう。
すでに兵庫県植物誌研究会では県内で初確認種として論文を発表されるとのことですので、兵庫県版RDB(レッドデータブック・すでに絶滅したり近いうちに絶滅しそうな生き物の種類やその原因などをとりまとめた本)に掲載されることになると思います。

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