活動報告

イベント報告

2023年 ウミホタル観察会を開催しました

お盆明けの8月19日(土)、恒例のウミホタル観察会&星空観察を開催しました。
参加者&STAFF合わせて26名の参加。

新都志海水浴場から小豆島に沈んでいく夕日をまずは堪能しました。


陽が沈み暗くなる前に参加者全員で記念写真を撮影。今回は小さなお子さんから車椅子をご利用の方までご参加くださいました。

そしてSTAFFからウミホタルとはどのような生き物か、どのように採集するか、ウミホタルの発光機序を世界で初めて解明した下村脩博士が、その後発光生物の研究に没頭され、オワンクラゲの発光機序の解明によってノーベル化学賞を受賞されたことなどをお話ししました。
採集器具をつくり上げてから暗くなるまでの間、ちょうど西空に見えだした三日月を、天体望遠鏡で皆さんに見ていただきました。「欠け際のクレーターがしっかり見えた」とおっしゃってくださった方も何人か、欠けた側もうっすら見えている「地球照」に気付かれた方もおられました。
そうこうしているうちに暗くなり、夜行性のウミホタルの活動が始まります。
台風7号とその後の雨で、海水濃度が低下してウミホタルの活性が低くなっていないかと心配しましたが、しっかりとたくさん出てきてくれましたよ!

ウミホタルの採集・観察の後は星空観察。夏の大三角形、北斗七星、さそり座など代表的な星座をガイドした後、さそり座のしっぽにある散開星団M7(メシエ7)を見ていただきました。
ちょうどスターリンク衛星が北斗七星からケフェウス座の方に列をなして飛んでいくのも見れて皆さん大興奮!
快晴で透明度も良く、天の川もしっかりと見えていました。(花火や車のライトが邪魔になりましたが・・・)

最後に東の空の低空に上ってきた土星の姿をご覧いただいてお開きとしました。
ご参加くださった皆様、お疲れ様でした。お楽しみいただけましたでしょうか?

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